料理にチャレンジしてみようと、早速レシピを検索。
とっても美味しそうな画像が出てきて、
「お、これ作ってみようかな♪」と作り方をみてみると。
あれれ。どうやら思っていたよりも、いろんな道具が必要らしい・・・
そうわかると、結局出来合いのものを買ったほうが楽で、
なんだか作る気も失せてしまいますね。
しかし、料理に慣れている人はわかります。
泡立て器って書いてあるけど、これは菜箸でできるな、とか。
ゴムベラがいる?いやいや、めんどくさいからスプーンでいいや、とか
ざるで裏ごし、めんどくさいなあ。ちょっと舌触り悪くてもいいから、
包丁で細かく刻めばいいかな、という感じに。
まずは最低限、本当に必要な調理器具のみ買いそろえて、
必要になったら後で買い足せばいいのです。
それに、私が初めての料理でおすすめするきんぴらなら、
たった5つの調理器具があればできてしまいます。
具体的な用途やおすすめのサイズも含めて、早速ご紹介していきます!
最低限必要な調理器具5つとは?
きんぴらレシピ内でも紹介している調理器具、最低限5つは下記の通り。
1. ピーラー
2. 包丁
3. まな板
4. フライパン
5. 菜箸
これさえあれば、きんぴらをはじめとするほとんどの炒め物や焼き料理ができますよ。
いずれも100円ショップで取り扱いはありますが、
刃物は切れ味が良くなかったり、フライパンは小さすぎたりと使い勝手が悪すぎる場合がありますので
100円ショップでも問題ないかどうかも含めて、1つずつ説明していきます。
※画像にはボールも映っていますが、必要最低限ではないので、
「あった方が良い調理器具①」の項目でご説明します。
最低限必要な調理器具①ピーラー
ピーラーとは、野菜の皮をむく器具のことです。
包丁でむくことももちろんできますが、料理に慣れていても骨の折れる作業・・・
野菜を切らないなら不要ですが、私からすれば必需品中の必需品。
皮むきが面倒で料理が嫌になるくらいなら絶対買ったほうがいいです!
男性の場合は、彼女を家に呼んで料理を作ってもらうとなった場合、
よく切れるピーラーがあるとかなり喜ばれると思いますよ。笑
皮むきだけでなく、人参や玉ねぎなどの野菜を薄切りするときや、
キャベツの千切りにも使えます。
(キャベツの千切り専用の大きいピーラーもありますが、
横着な私はすでに千切りしてあるキャベツを買うことが多いです笑)
また、知らない方も多いのですが、ピーラーの横には丸い突起がついていて、
こちらはじゃがいもの芽取りに使います。
ピーラーは刃物ですので、先述の通り100円ショップのものだと切れ味が悪かったり
良くて最初の1〜2回。錆つきが早くすぐゴミ箱行きになってしまいます。
スーパーの調理器具売場などで、数百円で普通に売っているものなら、
まず問題ないでしょう。
最低限必要な調理器具②包丁
こちらも刃物なので、100円ショップで買うのは決しておすすめできません。
包丁にもいろいろな種類がありますが、
最も定番は刃渡り16〜18cmの三徳包丁。これさえあればOKです。
普通にスーパーにもありますので、迷わず三徳を選んでください。
実は我が家も、16cmの三徳と、いただきもののフルーツ用ミニナイフしかありませんが、
困ったことはほとんどありません。
どんな高級な包丁でも、だんだん切れ味が落ちてきますが、
包丁研ぎのことは頻繁に料理をするようになってから考えればOKです。
最低限必要な調理器具③まな板
包丁を使うなら、まな板も必需品ですね。
こちらは100円ショップ物でもまあ使えないことはないかな、という感じですが、
木製だと野菜の色がしみつきやすく、また軽すぎるものは安定感に欠けるのがデメリット。
たとえばチーズをカットしてそのまま出せるようなオシャレなミニまな板もありますが
野菜を切ったりすると周りにこぼれやすいです。
しかし、大きければ良いかというとそうでもなく、あまりに立派なまな板だと、
一人暮らし用の小さいシンクで洗いにくいですし
収納場所も確保しなければなりません。
まな板に関しては、シンクや収納も考慮して、買う大きさを決めましょう。
最低限必要な調理器具④フライパン
フライパンは、100円ショップではあまり見かけないですね。
あっても雪平鍋と呼ばれるアルミ鍋か、
子供のお弁当のおかずくらいにしか使えそうもない、
小さくて薄っぺらなものしか取り扱いがないと思います。
小さい・薄いフライパンは確かにちょっとしたおかずだったりにはいいかもしれませんが、
すぐに火が通ってしまって焦げ付きやすかったり、コンロの上での安定性が非常に悪いです。
焦げつき防止のテフロン加工も施されていないか、すぐに加工が剥げてしまいます。
私のおすすめは、18〜20cm程度の深型のもの。
ただこちらもシンクに入らないと非常に洗いにくいですので、
自宅のキッチンのスペースと相談して決めるのが良いでしょう。
最低限必要な調理器具⑤菜箸
こちらはもう、100円ショップで十分ですね。我が家の菜箸も100円です。
最悪、食事用の箸や割り箸でも代用出来てしまいます。
しかし炒め物は、油分や水分が跳ねやすいので、長さがあった方が安心ですし
価格を考えれば一つは買っておいて損はありません。
お店で見てみると、紐がついているものとないものがあります。
紐があると、フックにかけて収納できるのですが、箸の開きが悪く使い勝手は落ちますので
紐がない方がオススメです。
絶対ではないけど、あったら良い調理器具
さて、ここまで最低限必要なものを紹介してきましたが、
絶対ではないけど、あった方がいいというものもあるので、参考にご紹介しておきます。
あった方が良い調理器具①ボール
念のため、スポーツで使うボールではありません。
材料を入れて、水に浸したり、洗ったり、混ぜたりするのに使いますが
大きめの器などがあれば代用可能です。
購入するのであれば、電子レンジ使用できる耐熱のものが便利です。
きんぴらレシピでは、具材の変色防止で水に浸す時に使っていますが
火にかける前のフライパンでも代用可能です。ただしよく水気をふきとってから火にかけないと、
油を入れた時にパチパチと跳ねて危ないですし、焦げ付き防止加工が剥げやすくなりますので
フライパンで代用するときは注意してください。
あった方が良い調理器具②フライパンの蓋
レンコンやじゃがいものような固めの具材のきんぴらは、通常はシャキシャキの食感になりますが
蓋をして火を通すことで「蒸し焼き」になりホクホクした食感に仕上がります。
買うなら透明のガラス製で、前後のサイズでも対応可能なものがおすすめです。
しかしアルミホイルでも代用できますので、頻繁に料理するようになってからでも十分です。
余裕があればということでご紹介しました。
まとめ
調理器具と一言に言っても、最初に買った器具の選択ひとつで、
その後料理をしたくなるかどうかに影響するものです。
100円ショップでいいかどうかは器具によりますが、
高級なものを買っておく必要は決してないことはお分りいただけたでしょうか?
本当にスーパーの一角で売っているようなもので十分ですので、
初めての方はぜひこの記事を参考に、検討してみてください。