日本でも定番になりつつある、10月31日の秋のイベント、ハロウィン。
「我が家ではパーティーまではしないけど、
夕食ぐらいは少しハロウィンらしさを出しておきたい」
「かぼちゃだけでなく、他の野菜でちょっとだけ特別感を出したい」
そんなご家庭の声にお応えします。
子どもが小さい頃は、ママ友同士協力して、仮装もさせて、
Trick or Treatをしたり、持ち寄りパーティしたりしますが、
子どもが大きくなってきたり、ママも仕事復帰したりすると、
だんだんイベントからは遠ざかりがちに。
でもせっかく世間が盛り上がっている日だし、
家族だんらんのために、何かしてあげたいのも母心。
忙しくても、少しだけ夕食が特別になる簡単メニューのご提案です。
かぼちゃ以外の野菜や食材でハロウィンらしさを演出
かといって、パーティでもないのにかぼちゃ料理ばかり並べるのも、
なんだか味気ないし、かぼちゃのおかずを作るために、
かぼちゃ1個丸ごと買うと、固くて大きいから切るのも一苦労なので
かぼちゃはあらかじめ切ってあるものを使って、
煮物1品くらいにしておきたいな・・・というのが正直なところ。(^^;
というわけで、かぼちゃメニューはそこそこに、
ハロウィンらしい色合いの他の野菜を使って、
テーブルを華やかにしていくことにしましょう!
かぼちゃと同じオレンジ、イエローを基調に、
秋らしい同系色の赤、そして魔女を連想させる紫、緑、
ゴーストっぽい白などが良いでしょう。
ハロウィンとはもともと、お化けの飾りや仮装で、
外からの魔を追い出す、魔除けのイベントなので、
色合いでそんな雰囲気を出せるといいですね。
野菜・食材の参考例
【オレンジ】
にんじん・ミニトマト・パプリカ・ウインナー・柿・オレンジ・マンゴー・パパイヤ など
【イエロー】
卵・イエローズッキーニ・パプリカ・ミニトマト・スイートコーン・レモン など
【赤】
りんご・トマト・ミニトマト・パプリカ・赤ピーマン・唐辛子 など
【紫】
なす・サニーレタス・紫キャペツ・紫玉ねぎ・ぶどう・ブルーベリー など
【緑】
ピーマン・ズッキーニ・甘長唐辛子・ししとう・きゅうり・枝豆・アスパラ・ブロッコリー・葉物野菜 など
【白】
大根・じゃがいも・かぶ・ねぎ・にんにく・チーズ など
かぼちゃ以外で作る夕食アイデア
赤のメニュー:チキンや野菜のハロウィン風煮込み
大きめの一口大に切った鶏モモ肉と、
複数の色の野菜を煮込んでメインディッシュに。
水の代わりにホールトマトで煮込んだり、
コンソメスープにカレー粉を加えて煮込めば、
ハロウィンらしい大皿料理が1品できちゃいます。
お肉は別皿でソテーにして、野菜だけでラタトゥイユにするのもありですね。
おすすめのハロウィン色野菜:
人参・じゃがいも・パプリカ・ズッキーニ・ピーマン・アスパラ・コーン
イメージ:こんな風にきのこを添えても美味しそうですね!
イエローのメニュー:コーンのポタージュ
インスタントでも良いですが、手作りでも意外と簡単です。
コーン缶をミキサーにかけ、牛乳とコンソメを入れて煮込めば、
簡単にポタージュスープの出来上がり。
ざるで漉すとなめらかな仕上がりに。
じゃがいもポタージュをベースにしたレシピもあります。
コーンクリーム缶を使えばより手軽にできますよ。
紫と緑のメニュー:なすと甘長唐辛子のソテー
妖怪をイメージした色の組み合わせ。
少し多めの油で揚げるように炒め、塩胡椒をふるだけ。
鷹の爪を添えると雰囲気が出ます。
なすは皮から炒めて鮮やかな紫になったら、カット面はこんがりと。
甘長唐辛子は、熱を加えると破裂しやすいので、
お腹に少し切り込みを入れてから
つやつやの緑色になるよう炒めます。
大根おろしを添えてめんつゆをかければ、揚げ浸しのような
和風テイストに。
おまけ:カプレーゼでドラキュラの口?!
このように薄切りのトマトとモッツアレラチーズを並べ、
フレンチドレッシングとバジルを添えるだけの、
簡単定番イタリアンメニューを、ドラキュラ風にアレンジ!
トマトは上下2つに割り、ドラキュラの唇に見立て
くし切りにしたモッツアレラチーズを歯のようにはみ出すようにはさむだけ。
家族が気づいてくれるかは、どこまでリアルにできるか、あなたの腕次第。
定番メニューもアイデア次第ですね!
まとめ
ハロウィンの料理は、パンプキンにこだわらず、
色合いでいくらでも雰囲気を出すことができます。
しばらくイベントごとから遠ざかっていたご家庭でも、
ちょっとした工夫で、さりげなく演出してみてはいかがでしょうか?