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家族

過保護と愛情の違いとは。過保護になってしまう原因と子離れへのヒント

投稿日:2018年7月26日 更新日:

昨年ヒットしたドラマ 過保護のカホコをご存知でしょうか?
遊川和彦さんという人気脚本家によるオリジナルドラマだそうで
最近になって、やっと全話一気に視聴したのですが、
よくできているなと思いながら、そして私自身の母との関係と重ねながら
毎話号泣してしまいました。
私の母もかなりの心配性で、過保護なタイプです。
同じように過保護、過干渉な親を持つ方をはじめ、
おそらくお子さんのいるお母さん、特に子離れに悩む方も、
ドラマを通じ考えさせられたところがあったのではないでしょうか。
ドラマでは、子育て、子離れに葛藤する母親像が、
これでもかというくらいに描かれていて、ママになった私の友人も、
共感するところは相当あったという声も多かったです。

ドラマでは、そんな少しゆがんだ母娘関係に娘が立ち向かい成長し
親離れ・子離れをしていく過程がテンポよく描かれていますが、
これ、現実にはなかなかできないことだろうと思うのです。
実際、自分が子供に対して過保護なのかどうか、親としての愛情なのか、
判断するのはとても難しいことです。

私は過保護な母親からの自立に苦労したのですが、
そのために、母親の心理、子供の心理、どちらもとても勉強しました。
病気にはならなかったものの、一人で解決するのは難しく、
なかなか友人にも相談しづらく、心理カウンセラーの力も借りました。
ドラマを見て、自分の自立のプロセスのことを思い出したので、
備忘録として、こちらに残しておきたいと思います。
ぜひ、お子さんとの子離れに悩むお母さま方の参考になればと思います。

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過保護と愛情の違いとは?

実は、過保護も、愛情も、表面的な行動に大きな違いはありません。
それに、過保護も愛情の一部なのです。
おそらくこの「過保護と愛情の違いとは?」という問いを正確に言うと
「過保護と”無償の愛”の愛情の違いとは?」なのかなと私は思っています。
心理学では、過保護は見返りを求める愛。
無償の愛は、見返りを求めない愛だと言われています。
そしてこうも言われます。
過保護は、不安から生まれる愛情。無償の愛は、信頼から生まれる愛情。

うちの母親は、自分は過保護だということに全く自覚がなかったようです。
本人は、子供に純粋に、無償の愛を与えているつもりでいました。
でも、子供である私は、大人になるにつれて、そうは思えなくなります。
その証拠に私は、社会の中でうまく自分の気持ちを表現できませんでした。
そう、カホコと同じ。母親が良いなら良いし、ダメならダメだと思う。
母子癒着と言います。
自分の中の良い悪いの気持ちに自信が持てず、とても葛藤したのを覚えています。
かといって社会の中での出来事に対し、母に判断を求めていたわけではありません。
自分で善悪判断ができないかわり、上司や先輩、友人などの意思を尊重してしまうのです。
よって、周囲にかなり振り回されていました。

私は仕事でキャリアアップをしたい気持ちがあったのですが、
この「自分で判断できないこと」がかなりのハードルになっていました。
それをなんとかしようと心理カウンセラーを頼ったところ、
この母子癒着にぶち当たったというわけです。

過保護な親になってしまう原因

私の祖父母は、母が高校生のころに離婚をしています。
親権は祖母が持ったのですが、母の顔立ちは祖父に似ていました。
そのせいもあってか、祖母は母に対して強く当たったこともあったと言います。
今でも涙を流して恨み節をこぼすくらいなので、相当だと思います。
そんな境遇で、母はいつしか、
「私はいてはいけない存在だ」「私は誰にも愛されない」・・・
そんな思いを膨らますようになります。

そのままの心で、やがて結婚し、子供を授かった母は、
無条件に母親を愛し、求める子供に対して、大きな希望を持ったことでしょう。
ドラマにも、そんな母親の心情描写がありました。
しかし、子供はどう育てたって、いつかは大人になり、親のもとを離れていきます。
子供がいなくなったら、また私は一人ぼっちになってしまうという寂しさ、恐怖が生まれ、
必然とでてくるのが、子供を縛る気持ち。いつまでも子供でいてほしいから、
ある程度大人になっても、いつまでも面倒を見続ける。見返りを求める愛。。。

もちろん、これは無意識、深層心理でのこと。
母親自身、過去の辛い境遇には蓋をして生きていますから、表面的には
「私は母親に愛情をもらえなかったから、子供には愛情をたくさん与えたい」
この思い一心で、子供に無償の愛を与えていると思っているのですが
この気持ちの下には、相当な祖母への恨みと、そこはかとない寂しさと、
悲しみとが隠れていたんです。

自分の愛情が過保護なのか、自分の親は過保護なのかは
親子関係の中だけで気づくことはとても難しいです。
一般的には、子供が社会に出て、仕事をしたり恋愛をしたりしていく中で、
徐々に気づいていくものだろうと思います。
しかし、これを読んで何か思い当たることがもしあれば、
「私は、自分の親に十分もらえなかった愛情を、自分の子供に求めてはいないだろうか?」
と、自分の心に一度、問いかけて見てほしいと思います。

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過保護な親が子離れをするために

さて、もし自分が過保護かもしれないと気づいたら、
それは今、子離れの覚悟をする時かもしれません。
ドラマでは、母親である自分が過保護であることに薄々気付きながらも、
急には自分を変えられず、意地になって実家に帰ったり、娘を勘当宣言したり
強引に娘と距離を取っていました。
私の場合は、母親が嫌で、私から強引に距離をとっていました。
もしかしたらこの記事を読んでいる方の中には、同じような葛藤のプロセスの中にある方も、
いらっしゃるかもしれません。
過保護な親が、子供への愛情を不安から信頼に変え、子離れをするには、
「本当は、親は親なりに、たくさんの愛情を与えてくれていた」ことに気づく必要があるんです。

私の祖母が、娘である私の母に強く当たっていたのはきっと、
離婚後女手一つで家族を養うという境遇におかれ、世間の風当たりが強かったのかもしれません。
そのようなストレスの中、多感な高校生な娘とぶつかることは、想像に難くありません。
決して裕福な生活でもなかったでしょう。でも、そんな中でも、
祖母なりに葛藤し、与えた愛情が、たくさんあったと思うのです。
もしあなたが今、親の立場にいるのなら、自分の愛情がなかなか子供に伝わらない、
その葛藤の気持ちがよくわかるはず。
「ああ、もしかしたらあれは、親なりの愛情だったのか」と、
一つでもそう気づくことができたら、それこそが子離れの第一歩。

より多くの愛情に気づけば気づくほど、心は満たされて、
子供に求める見返りも、少しずつ減っていきます。
子供は、親の愛情のかけ方にはとても敏感です。
親から離れたいと思う時、親からの無償でない愛情に気づいています。
何かを求められているような、重たい心を敏感に感じ取ります。
血の繋がった子供を前に、ごまかすことって、とっても難しい。
難しいからこそ、わかりあい上手に親離れ、子離れをした時の安心感は、
想像以上の宝物になるはずです。

最後に

親の立場でも子供の立場でも、子離れのプロセスはとっても大変です。
私自身も、きっと母親も、身を切り裂くような思いをしてきました。
まさに、人生の大プロジェクトだったといっても過言ではないです。
しかし、この大プロジェクトは、心理カウンセラーにであってこそ、
実現できたところがあります。なかなか一人では難しいことでした。
もし、今親子関係で悩んでいるのなら、無料相談をしているところもありますし
一度信頼できる外部の人を頼ってみて欲しいなと思います。

だれでも子供は親の愛情が欲しいし、どんなにいざこざがあっても、恨みを感じても、
心のどこかでいつかは分かり合いたいと思うものです。
親も子も、そんなお互いの思いを信頼しあえたら、いいですよね。

一つでも多くのご家族が、愛情あふれる関係になりますよう、お祈りしています。

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